桜のつぼみがふっくらとし始め、
咲くまであと、もう一歩といった長岡。
5年程前から花粉症になってしまった私。
それからの春は毎年、鼻にティッシュを詰めての
日常。図面書く時も、家事をする時も。
そして毎年、春着工の現地調査では顔中ガビガビ!
今年は、花粉が少ないですか?
まだ、ティッシュを鼻に詰めなくても
日常が送れる春の私。
今年に入ってからというもの
2月は陰ながら家族みんな体調を崩してしまい
肺炎になってしまった私。
何とか時間と薬で解決し完治!
3月は、研修等でバタバタの日々。
そして花粉症でガビガビの4月・・・と
思ったら、意外に大丈夫!なこの春。
毎日、色々な事の連続の日々で、
ブログしないのはもったいない。
また少しずつ・・・。
先週末、中貫の事務所兼自宅にある
ヤマボウシを昨年、花園南で新築をさせていただいた
K様のお家に移植計画が行われました!!
中貫のヤマボウシ。
ここ1年くらいは葉っぱが枯れ葉になる頃、ひとつの巣がポツリ。
ひとつの家族が巣立った証。
植樹は思い出や日々の生活に四季を感じさせてくれる、意外に
大切な役目をしてくれている。
何を植えようから始まって、この樹を懸命に選んだ事。
そして、この位置にこの樹を植えようとした事。
中貫の家が完成した時に、全国の設計コンテストに応募し
植栽含みの外観、入賞した事。
そして数年が経って、ひとつの野鳥の巣が出来て、
カラスや猫に食べられてしまわないかと
毎日、ドキドキしながら見守り
そこから巣だっていったひな達。
一つの樹とは言え、数々の
思い出が私達の頭の中を駆け巡ります。
息子が小学校高学年の頃、発見した小鳥の巣!
数匹のひなが口を精一杯開けて待っている姿がよく見える。
巣が無かったらきっとサッカーボールをぶつけていたであろう樹。
当時12歳の息子は気を使って、樹には当たらないように
そぉっと、自宅前でサッカーのちょい練習。
約2年前の長岡祭り夏。8月3日。
口を大きく開けてエサを待っていたひな達の早朝からの
旅立ち。
最初は上手に飛べなくて必死にガクガクな細い脚は枝につかまって
いました。
私達も長岡祭りところではなく、親鳥が最後まで見守る中、
見守ったひな達の旅立ち・・・。
いや〜、居るんですね、
一匹だけ上手く飛べないひな。
(画像のひなが最後まで親鳥に見守られていたひな)
それを狙うカラス。
親鳥の最後まで我が子を見守る姿。必死で自分たちよりも大きな
ボディのカラスに威嚇。親鳥ご夫妻。
飛べるまで何時間かかっても。
最後の一羽を
見捨てない。
本当に感動した夏でした。
思い出の中貫の樹を、
お施主様と元造園業10年のベテラン電気工事職人さんに
お手伝いをしてもらい、
雨模様の天気予報の日々、何とか晴れて!と
晴れた先週の土曜日の早朝。
お施主のK様が一番頑張ってくれました!
ひとつの家族が巣立った証の巣は丁寧に
撤去され、こらからの家族へ受け繋がれていく。
K様ご主人からはお言葉で、
奥様からはメールで。(まだまだ小さな僕がおられるので)
こんなに立派な樹いいんですか!?って。
いいんです!
K様のような大切にしてくれる方のところに
シンボルツリーとして。
植栽が完了して
浦瀬事務所に戻って来た社長。
『やっぱり樹があるだけで
外観もより引き立つね!全然違う!いい感じだったよ!』
今回の植樹、また一生懸命、手を入れてくれた
元造園業10年のベテラン電気職人Tくん。
『ライトアップしたら、なおいいんじゃねっすか?!』
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