風と光
 

 5月が終わろうとしている今月は
 ブログをなかなか更新できずに
 もやもやしておりました

 もやもやしながらも、
 ずっと頭の中は、お施主様の事で
 頭がいっぱいです

 だからこそ、夜中・・・いやっ朝方にやっと
 自分の時間ができる。
 もうすぐ朝、子供が後数時間で起きる
 この時間が、なんだか特別な感じがして
 とても好きです。
 この時季は、早朝4時くらいから
 明るくなってきます。


 今回はのテーマは、風と光


 物が見える事の大切さについて、
 今、あるお施主様を通じて実感
 している日々


 約3年間という月日
 お客様の病気を知りたい。
 状況を知りたい。
 その時に、何かサポートできたら・・・
 そう想い、
 お客様と一緒に歩いたり、
 一緒に食材を買いに出掛けたり、
 食事をしたり、建築とは全く無関係の
 お話をしたり・・・
 

 どのように不自由されているのか
 どこまでの範囲が見えるのか
 もしかしたら、ほとんど見えていないかも
 どの色が見えていなく
 どの色だと見えているのか
 
 一つ一つ聞き漏らさないように
 言葉を頭に入れ込んでいく
 私自身の心身に刻むように

 SUITE HOMESの見学会や
 水廻りメーカーのショールームに
 何度か足を運んで頂き、
 無垢の感触、階段の蹴上、
 廊下の幅、建具の取っ手、
 キッチンの高さ、タイルの質感、
 一つ一つのアイテムの色

 ただ単純に色を伝えるのではなく
 何かに例えて伝える

 O様邸の基本設計をしている建物に
 どこからも光が差し込むように 
  
 そして風
 窓を開けた時に
 心地よい風が家中に通り抜けるように


 風と光が頼り・・・

 今現在、その設計が形になろうとしている
 段階です