土質を明らかにするSDS試験
2018.05.15 Tuesday
今年の1月、2月の大雪となる前の12月、
ちょうどよいタイミングで地盤調査を行う事ができました。
住まいづくりの第一歩である地盤調査。
SUITE HOMESでは地盤調査にSDS試験を行っています。
SDS試験とは、従来のSWS試験ではわからない
土質がわかる試験法です。
土質とは、砂質土、粘性土、ローム、腐植土といった土の種類の事。
その土質を判別できれば、地盤の変化のしやすさが分かり、
より正確な地盤評価が可能になるというもの。
SWS試験では、土質の判断は調査員の感覚を頼りに推定しているそうです。
その為、地盤本来の強さを判定しづらく、過剰な地盤補強や不同沈下の
リスクにつながることも。
SDS試験であれば、正確に土質が判断できる為、正確な地盤評価が可能となり、
本当に必要な地盤対策が見極められるのです。
事務所での打合せを終えて、地盤調査に間に合うかも!と
急いで向かいましたが、ちょうど調査の機械を片付けていたところでした。
地盤調査の様子は、後に地盤報告書にどの部分を調査したのかを
まとめて現場写真として添付されてきます。
地盤調査の結果と地盤解析の結果から【改良必要なし】となりました。
ちょうど1年半前くらいに、新築工事でお世話になったOB様の時も、
改良必要なしの判定結果だった事があり、今のO様邸のご近所さんでも
あります。
地盤改良工事が必要と判定が多い中、続けて改良無しが2回目でしたので
この辺りは地盤がいいんだなぁと少し興味深く思いました。
地盤改良工事をしなくてよくなり、
すぐに土工事、基礎工事へと入っていきます。